2月から棟梁と共に仲間達と竹小舞を編んでいます。竹小舞は日本の伝統的な工法の一つで、土壁の底に仕込む竹になります。細く割った竹を縦横の格子状に渡らせ、しゅろ縄で強く固定し、しっかりと編み込んでゆきます。だんだん形になってゆくと、下地にはもったいない程の美しさに見入ってしまいます。竹小舞はやり方を覚えてゆけば、誰でも編むことができます。しかも、日本で竹は豊富な資源の一つです。竹細工、竹木舞、竹炭など、昔の人たちは自然から頂戴し、さまざまな用途で有効に活用しながら、日々の暮らしの中で役立てていました。こうした技術や工法を失う事なく残してゆきたいものです。また、同じ場所、同じ時の中で、伸び伸びと一緒に作業をしてゆく事の喜びがありました。笑い声や温かさの中から生まれてゆく建物はどんなにか素晴らしいだろう。これも、自然の為せる働きなのかもしれないです。素晴らしい時間を、ありがとう。